もっと当たり前になるべき ベビーシッターサービス
前回、お父さん方にむけて、産後妻への言葉かけや対応について熱く書きましたが、現実問題、お父さんには仕事がありますよね。
長時間労働で、家事育児をできる時間が持てない。
休みには、日ごろの疲労がどっと出て、寝ていたいというのは偽らざる本音だと思います。
今は親と同居というのは多くないし、親世代もまだ現役バリバリ働いていて、とても育児のヘルプを出せません、というのも多いと思います。
我が家のように転勤族だと、誰も知り合いいませんしw
そこで、どんどん活用していったほうがいいと思うのは、
一時保育、ベビーシッターサービス、家事代行です。
育児が母親一人の手にかかっている
お父さんは仕事でほとんど家におらず、親も頼れない、となると育児はおのずとお母さん一人の仕事になります。
育児の疲労感や子供への責任感がのしかかってきて、真面目なお母さんほど、これにやられます。
お母さんがストレスできりきり舞いになると、虐待や産後鬱のリスクは上がります。
また私自身がそうですが、育児しんどモードになると、二人目三人目を産みたい!と思うにはかなりの勇気や覚悟がいります。
母親たるものかくあるべしが、母親を追い詰める
「子供のため」、「母親たるものかくあるべし」というような、母を美化というか神格化(?)した考えが日本には根強い気がします。
3歳児神話など、3歳までは母親がつきっきりでいなくてはいけないとか。
そしてそういう思想風土のなかで生活している我々母親自身も、理想母親像やこうあらねばいけないということに縛り付けられてるのではないかと感じています。
子供のお世話を他の人に任せることに罪悪感
日本は、子供のお世話を他の人に任せることに罪悪感を持つお母さんが多いようです。実際、諸外国よりベビーシッター利用は少ないですよね。
参考:
でも、今は家族やご近所などの地域コミュニティで助け合うという機能が昔の日本と比べて低くなっているのだから、もっと当たり前に、第三者に「ちょっとお手伝いしてね」、
「子供見ててね」のカードをお母さんが出せる世の中になっていいのではないでしょうか。
短時間の一時保育でもリフレッシュできる(回復したHPが子供を迎えに行った10分後に半減することもありw)
特別な用事(冠婚葬祭など)、病院じゃなくても、思う存分寝たい、おいしいご飯を食べに行きたい、旦那とデートしたい・・など
気軽に利用できたらいいなと思います。
私は、頼れる人が全くいなかったため、一時保育を定期的に利用してました。
マッサージにいったり、子連れで行きずらいカウンターのラーメン屋行ったり。
ただ、私の周りは一時保育を利用する人が少数派で、
「お子さん大丈夫ですか?」とか、
「子供がかわいそうで使ったことがない」と言われ、一時保育利用者として、なんとなく肩身の狭い思いをしました。
子供を預けっぱなしにして不倫に走るとか、
子供の世話を一切せず、愛情もかけないというのは違う気がしますが、ベビーシッターや一時保育、家事代行は、お母さんがホッと一安心できる時間を設ける手段として、すごく有効だと思います。
お母さんがリラックスして、心身ともに元気になったら、育児や家事のパフォーマンスがあがり、子供への笑顔も増えそうじゃないですか?
働くお母さんを応援しよう
働くお母さんは今や当たり前ですが、子供が体調を崩すと、いつもの保育園には行かせられず困ったことになります。
こういう時に当たり前に会社を休めたり、旦那や近くに住む両親に見ててもらうことができるなら苦労ありませんよね。
でも、休まれると困るんだよねとなる会社は圧倒的に多いし、旦那も頼れない、両親が近くにいないケースはいくらでもあります。
何が何でも社員を出社させたいなら、ベビーシッターや病児保育の費用を経費として上げるのはすごくいいアイデアだと思います。
社員の家庭の事情を勘案して(子供を代わりに見れる人がいない)、かつ休むことが業務へ悪影響を及ぼすと判断されるなら、必要経費として保育代をヘルプするなど、子育て支援を福利厚生として真剣に考えてほしい。
じゃなきゃ、子供がいる女性はほんと働きづらいです。女性も男性並みに働く現代、人材確保にもつながる施策だと思います。
そして、男性の育休も義務化してほしい。
(今この文章を打っていて、介護離職とかも問題だよなと思ったので、このことについてはまた後日深めてみます)
気になる!ベビーシッターサービス
キッズラインさんはまだ利用したことがありませんが、興味深いです。
スマホで簡単に登録、予約、利用ができるし、シッターさんのプロフィールやキャリア、実際にそのシッターさんに子供を見てもらった親御さんの声が乗っていて、信憑性がある。
大事な子供を怪しい大人に預けたくないです。
私も利用したら、感想を書きます!
もっとお母さんが自由に、リラックスして、育児できる社会になっていきますように!