育児のたいへんさ
今日も一日お疲れ様です。育児を経験した方なら共感していただけると思いますが、育児ってまじで大変ですよね!!!
どんなふうに大変か、以下箇条書き。
・心休まる暇がない(常に交感神経優位)
・やる事が多い(食事、着替え、おむつかえ、おふろ、歯磨き、寝かしつけ、遊びetc)
・荷物が劇的に増える
・子供を抱っこしながらのタスク実行(腰と肩、バキバキ)
・不測の事態起こりがち(子供が怪我する、子供が体調崩す、子供がやらかす)
・こちらの都合一切関係なし!(トイレ、食事、睡眠中でもいつでもお呼びがかかる)
・こだわりや自己主張が出てくると、ちょっとした外出でも修羅場になる
・かわいいのに、大切なのに、イライラしちゃう。そしてそんな自分に自己嫌悪
・明確な答えがよくわからない。そして答えが出るのが多分数年後~数十年後。
・無収入。なんなら、お母さんなんだから当たり前でしょと一蹴される。
・大人と話したい・・・
これから子供を産む方が読むと、「夢や希望を打ち砕くな!」と感じられるかもしれません。でもですよ、このことは出産前に頭に入れておいたほうがいいと思います。私はお花畑状態で子供を産み、ギャップに苦しんだので口をつぐみませんよ!w
かわいいわが子であっても、四六時中一緒にいると、
「一人になりたいな」とか
「子供に振り回されない時間を少しでも持ちたいな」とか
「大人と話したいな」とか思うこともあるかもしれません。
私はありました!!(力説)
働いてみようかな・・・
ちょうど子供が1~2歳になるころ、ただでさえいっそがしい夫が休みは資格取得のため学校にいくことになりました。つまり、
エッブリ・エッブリ・エッブリデイ~。エッブリ・エッブリデイ・ワンオペガール!
(ファンの方、申し訳ありません。しかも当方、ガールではなくアラサーです)
あの頃は病みましたね。休みに子供と出かけて、家族連れを見るとなんか削られた。
そんな生活が3か月くらいたったときに「あ、なんか無理かも」となりました。
子供が自己主張をはじめ、何かと手がかかるようになった時期でもあり、一人で受け止めきれなくなってしまって。まあ、私の母親力が低いからっていうのも要因だと思いますが(汗)
このままだと、親子にとってあまりよくない、というか私がきつい。本気でどこかに逃げたい!!と、夫に相談しました。
夫、「働けば?」の一言。さらっと。
私「はあ?!! 働けって簡単に言うなよ。保育園とかどうすんの。子供体調崩したときにどうすんの!」 燃えたぎったわ。
あと、子供が少しは手が離れる小学校高学年くらいまでは、仕事は無理と勝手に思っていたのです。
夫「そんなこと言っても、子供とマンツーマンなのがつらいんでしょ。そしたら働くほうが早いんじゃないの?」
むぐぐぐ。
ん?でも待てよ。確かにそうだよな。現状、このままじゃヤバイと思ってるんだから、環境変えるのが一番効果あるかもしれないよな。
意外に切り替え早く、秒で「ハローワーク」検索。
すると、どうやらハローワークには仕事と育児の両立を目指す方向けのマザーズコーナーというものがあるようだ。はい、ドン↓
電話し、準備が終わるとすぐに子供と一緒にハローワークに行きました。
受付をして、早速検索。検索条件は「パート、近場、そして託児所付き」
①保育園の手続きがめんどくさい
②ってかパートだと入るの無理だよね
③忙しい朝に保育園と職場のはしごがハード
ということで職場で託児できるのが一番いいなと思い、この条件にしました。時給や仕事内容はどうでもいいやという感じ。
いろんな仕事が出てきました。多かったのは福祉施設。美容院もそれなりにあった。あと、病院で診察が終わった夜間に医療器具を殺菌するみたいなのもありました。
ちなみに会社にある託児所というのは、企業主導型保育事業というもので、企業が従業員の働き方に応じた柔軟なサービスの保育園を設置することを、国が助成する制度(補助金バブルとかいろいろ問題もあるよう・・)です。
勤務時間、時間帯、家からのアクセス、託児所の様子をみて、一番よさそうなところにエントリーしました。とんとん拍子でパート先と託児所を見つけることができました。
託児所付き職場のメリット
・なんといっても楽! 一緒に行って、一緒に帰ってこれる
・仕事中に子供の様子が見れる。無邪気に遊んでいる姿にすごく癒される
・従業員だと保育料がとても安い! 私のところは1日500円でした。
・保育士さんというプロが関わってくれる安心感
・わが子、言葉が遅く健診で引っ掛かり療育に行ってましたが、言葉増えた
・これは職場によると思いますが、託児所付き=子連れで働くスタッフもどうぞ!ということなので、子供の体調不良などで休むときにものすごい理解があった。
・当然大人と話せる。休憩時間は自分の時間。
・ちょこっとお小遣いが入る。地味にうれしい。
デメリットは?
・子供がママと離れるのを嫌がると、かわいそうな気持ちになる
・仕事中に子供と会うと、子供が「ママー」と追いかけてくるので、極力見つからないように気を付けた
・パートとはいえ仕事なので、仕事の大変さやきつさはある
・パートの日は家事があまりできないので、パート終わりの夕方や休みの日が忙しくなる
託児所付き職場で働いてみての感想
完全に自分の都合で働いたので、子供に罪悪感を持つことはありました。でも、ずっと子供とマンツーマンであの一年を過ごしていたら、私は完全につぶれてたと思います。パート先で人生の先輩といろんな話ができたことや、相談ができたことがすごくうれしくて楽しかった。私にとってパートがつかの間の大人との触れ合いの時間であり、逃げる時間になっていたのは間違いありません。
いろいろあって、その職場はちょうど2年働いたこの3月に辞めましたが、私は働いて本当に良かったと思うし、その職場にとても感謝しています。
子供を預けて働くことを叩かないで
「預けてかわいそう」とか「預けるのはお母さんとしてどうなの」みたいな、『母としての常識』という無言の圧力が、我々育児者の中には空気のように存在していると思います。私はそれが嫌で仕方ありません。
今は昔のように、大家族で暮らし、近所とも当たり前に交流があって、地域で子供を見守るというような時代ではありません。
そんな社会で育児を考えると、どうしてもお母さん一人の手にその大変さや責任感がかかってくる。それで、「よき母であれ」を求められたらつぶれる人も出てきますよ。
子供を預けるということに、罪悪感をもたなくてもよいと私は思います。罪悪感を持たないで、自然でいられる世の中になってほしいなと常々思います。
転勤妻にも働くっていいかもよ!
転勤族だと、縁もゆかりもない土地で暮らすということがあり得ます。孤独を感じる人もいると思います。
夫は仕事という居場所があるけど、嫁は家しか居場所ないですから(笑)
家で過ごすのが楽しめるならいいと思いますが、一人で寂しいなと思うならパートでもいいから働きに行くと人との触れ合いがもてていいかもです。
あたりが悪いと、パート先でいやな人と出会うかもしれないけど。ずっと一人でいると、それすら楽しめます。強烈なやつがいるな~(わくわく)みたいな。
今日も長いブログを読んでいただき、ありがとうございました!
お疲れさまでした!(^^)