転勤妻ワンオペ育児ブログ

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夫が変わった! 産後クライシスのその後

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アイキャッチ画像をのせるだけで30分くらい消耗する、どうもおまめです。

 

『産後クライシス』、どのくらいの夫婦がなるのでしょうか。

程度の差はあれ、夫婦でぶつかったり、いらだったりというトラブルはどこもあるのではないかと思います。

 

 

うちはありました!!!!

 

 

我が家の産後クライシスの歩み

うちの場合は、夫が仕事人間でほとんど育児をする時間がありませんでした。

また、子供が2歳ころの一年間は、彼は資格取得のため予備校に行きだしたので、仕事が休みの日もほとんど家にいませんでした。

なので、育児の大変さへの理解がかなり乏しかった。

 

育児中、行き場のない気持ちを夫に伝えると、

「気持ちの持ちよう」

「幼い子供相手にイライラするほうが子供。おまめがもっと大人になったほうがいいんじゃないの」

「みんなやってることだから、できるでしょ」

「家事育児と仕事って、同じだと思うんだけど」

と、涼しい顔で言ってきた夫よ。

 

正論だが、そんな正論を聞きたかねえんだよ。

 

夫は基本的に、私の体調不良や腰痛、ノイローゼは自分で解決してねというスタンスでした。

自分は手伝えないけど、治療や一時保育はどんどんやっていいよという感じ。私のやりたいようにさせてもらえた点はありがたかった。

 

構図としてはこんな感じ。

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理解を求めても、正論で返されるうちに、

「この人には相談しても無駄」

「話すこと特になし」

となり、こうやって熟年離婚がうまれるんだなと世の中の真理を見た気分でした。

 

夫、変化を遂げる

夫の部署が変わり、資格の勉強が終わったことで、やっと夫にも時間と気持ちの余裕が出てきたようです。ですが、夫のマインドはそのままでした。

 

では何が夫を変えたのか。

 

夫が休みの日に子供をばんばん預けたのです。

 

これまでは休みがなかったり、あったとしてもわずかだったので、子守など頼めませんでした。ですが、夫に余裕が出てきたなと感じるやいなや、用事をみつけては子供の世話をお願いしました。

 

ある日、用事から帰宅すると息子は昼寝しており、夫はテレビを見ていました。

私「ありがとうね!」

夫「・・・」

夫「今日、〇〇(息子)に怒っちゃった・・・」

私「(おや!?)そうなんだ、何かあったの?」

夫「あんまりにも言う事きかないから、『いいかげんにして!』って怒った」

私「そうだったんだ。」

 

はい! この時です!!!

夫がやっとこっち側(育児する側)に来たんです!!!

私は、夫が子供を怒ってしまったと落ち込んでいたことが、実はすごくうれしかった。

やっと当事者になってくれた!!

 

これ以来、夫は「大人の理屈や常識が通用しない、本能のままの子供と向き合う事はなかなか大変なことなんだ」と理解してくれて、私をねぎらってくれるようになりました。

「いつも〇〇のこと、ありがとう」とか

「今日もお疲れ様」と言ってくれるようになったのです。

 

ねぎらいの言葉もうれしいですが、一緒に育児をしているという協力関係を築けたことがなによりうれしい。

 

パートナーを育児の”当事者”にしよう!

子供と一緒にいて、向き合わないとわからない大変さはたくさんあります。

仕事で忙しい、そんな時間がない、疲れている、それもそうなんだけど、

一度半日、可能なら一日子供とマンツーマンで遊んでみてほしい。

仕事も大変だけど、まったく質の違う大変さがあるから!!!

その時間を過ごすことで、子供の可愛さや成長を発見するだけでなく、普段メインで育児をしているパートナーへの感謝や共感の気持ちが生まれると思う。

当事者意識、すごい大事。離れたところで、ましてや高みの見物なんてだめ!!

 

ほんとに育休義務化しません?

今は、両親と同居する家庭は少数派だし、ムラ(地域)全体で子育てするという時代じゃないですよね。

各家庭で子育てをしていけるように、お母さんだけじゃなくてお父さんも育休取れるようにするの、義務化してほしいです。可能なら数日とかでなく、半年とか1年。

がっつり休みを取って子育てするなかで、お父さんにも当事者意識が生まれるし、子供やお母さんを助けることにつながります。

育休の意味をはき違え、ただ好きに仕事を休むという人が出ないかが心配ですが・・・

 

子育てをお母さん一人に任せきりでなく、社会全体で(育休取らせることは会社にとっても大変なことだから)子育てを支える仕組みになっていくといいな。