夜泣き・・・
またの名を、『いつ終わるかもわからない、誰得忍耐修行』
うちも生後10か月頃から2歳頃まで、ひどい夜泣きがありました。
毎日決まって、0時~3時の間に悪霊に取りつかれたかのような泣き声をあげ、抱っこしても、ゆらゆらしても、とんとんしても泣き止みませんでした。
夜泣きとは
夜泣き(よなき)は、赤ん坊や幼児が、夜間睡眠中に目を覚まし激しく泣くこと。中でも特にはっきりした原因がない場合を指すことが一般的である。生後6か月から1歳半くらいに多く見られる。
Wikipediaより引用
平穏な夜を取り戻すために・・・
私が当時行ったこと
・朝は7時頃には起きて日光に当てていた
・日中はなるべく外遊びなどで、体を動かして遊ばせていた
・カンの強い子にベビーマッサージがいいと聞き、子供をさすったり揉んでた
・昼寝は遅くても3時までには終わらせる
・お風呂後から電気は暗めにして、落ち着いた雰囲気にする。安眠の音楽をかけたり
・授乳の時は、寝る前にたっぷり飲ませる
・徹底した温度管理
・布団に移動後、とんとんしながら子守歌
だが、夜中起きる!!!
断乳したら寝る?
断乳したら、朝までぐっすり寝るようになりました☆みたいな声を聞いていたので、期待に胸を膨らませながら1歳半頃にもういいかな?と断乳をしました。
が、断乳後も普通に夜中起き続けました。話が違うよ!!!
夜泣きサバイバルな日々
小児科にかかった際に先生に相談すると、「夜泣きはねえ、うーん。お母さん付き合ったってよ!」の一言で終わり。
あの頃は夜が来るのが怖かった。
悲鳴を上げる自律神経
一年以上続く寝不足で、途中からめまいが出始めました。常に地面がふわふわしていて、普段は酔ったことのない電車ですら酔うようになりました。
夜泣きという現象よりもその”原因”に悩む
子供が夜泣きをすると話すと、「何か不安に感じているんじゃない?」「寂しい思いをしているんじゃない?」と言われることが何度かありました。
私は変なところが真面目で、子供が夜泣きするたび、自分に責任があるかも→ 自分って駄目だ というループがしんどかったです。(どんだけネガティブよ)
でも、あの頃の自分に言いたい。あんたは頑張ってる! 大丈夫だ! 夜泣きは生理現象だ!!!と。
試行錯誤の結果、行きついた攻略法
①温度チェック
上にも書いてますが、温度が適しているかは要チェック。うちの息子は暑いと全然寝付けません。が、扇風機の風を当てた瞬間、グズグズ→スピー(寝る)ということが何度もありました。
②鼻詰まってない?
鼻が詰まってたり、耳が調子悪いと眠りが浅くなる気がします。うちは、鼻風邪をひくとすぐ耳鼻科にかかってました。
③ふとん合ってる?
もともとベビーベットでしたが、息子は寝相が悪く、夜間何度もベットの柵に体を打ち付けてました。それをみてベットから大人と同じサイズの布団に変えました。
すると、夜泣きが止まったわけではないですが、柵に体打ちつけて起きるという初歩的なミスは防げるようになりました。何よりのびのび寝てます。
あと、かける布団にも好みがあるようで、肌触りや重さなどで寝付きや寝心地に変化があるようです。息子は冬は肌触りがいいマイクロフリースの毛布、今時期はNクールのひやひやする面を付けらえると満足な顔してます。
④いろいろ書いたが、私はこれでやりすごした!(育児書では多分非推奨)
試行錯誤しましたが、「これをしたら、夜泣きがピタッと止まりました!」という神の一手は繰り出せませんでした。
大きい声だとベランダにも出られない。共用部分を通って車でドライブというのも難しい。さあ、どうやってこの泣き叫ぶ子をなだめるか。
テレビを見せるのです!!
当時息子が大好きだった、NHKの「いないいないばあ」と「おかあさんといっしょ」をハードディスクレコーダーで編集し、毎日の「わーお(今ピカピカブー)」や「ブンバボン」はカット。また、興味のない曲やコーナーもカット。
息子が好きなものだけを集め、連結させた合計3時間強の超大作「いないいないばあ」と「おかあさんといっしょ」を作りました。
(これ重要ですが、子供が興奮する番組や曲はおススメしません!)
子供が泣く→ 寝言泣きじゃないか少し様子を見る→ それでも泣いていると、とんとんや抱っこをする→ のけぞって嫌がる(抱っこが効かない!)→ テレビポチっ!!
息子、泣き止みポカーンとテレビにくぎ付けになる。
訪れる平和、流れるだいすけお兄さんの歌声。
難点はテレビによって覚醒するので、1~2時間起き続けます。(汗)
とはいえ、やはり眠いようで息子もあまり動かず、ぼーっとテレビを見ています。
子供の横で一緒にコロンとなりながら彼が眠くなるまで付き合います、というか横でちゃっかり私は寝てました(笑)
毎日続く子供の夜泣きに、一生懸命付き合っていると、したくなくてもイライラするし、心身ともに消耗します。
寝不足でイライラした状態で朝がスタートしても、元気は出ないし、子供のちょっとしたことでもカアっときました。
ですので、ダメージやストレスを少なくして毎夜訪れる夜泣きタイムをスルーすることにしました。そのアイテムとして、テレビは大活躍。
夜泣きのその後
息子は寝るようになったのか?
息子は、2歳を過ぎてからもちょいちょい起きていました。でも、少しずつ少しずつ「あれ?昨日は泣かなかったな」という日が出てきて。3歳頃にはだいぶ寝れるようになりました。体調が悪かったり、突然謎なタイミングで起きることはありますが、毎日夜泣きするということはなくなりました。
私は睡眠の事はよくわからないけれど、やっぱり夜泣きは生理現象なんじゃないかなと思います。その時はしんどいけど、一生は続かない。
まとめ
育児書などでこうしたほうがいい、こうしたら寝るとかたくさんの情報があります。
全員にその方法が合っていたり、効くわけではありません。試してみて合わなくても、自分や子供を責めるのでなく、「これは合わなかったみたい」と忘れればオッケーだと思います。
試すうちに、あ、これは子供が気持ちよさそうに寝てるぞというのがあればラッキーって感じで。
いろいろ試しても、うちの子供のように寝なかった場合は、いかにストレスとダメージを少なくこの状況をスルーするかという観点で、手抜きできる策を考えてみるのもありだと思います。
テレビを夜中に見せるのは、私も抵抗がありましたが、テレビなしに子供のあの泣き声をずっと聞いていたら、私は発狂していたと思います。
何度も言いますが、子供が興奮する番組はお勧めしません。NHKの2355とかおすすめですよ。
最後に! お子さんが夜泣きをする原因が自分にあるのではないか?と悩んだり、責めてしまうお母さんがいたら、声を大にして言いたいです。
夜泣きは生理現象!!!
だから、悩んだり責めるのはやめて、寝れるときは寝る!
家事も適当! いつかほんとに子供寝るから、それまでの辛抱。
子育てをしている方、毎日お疲れ様です。