転勤妻ワンオペ育児ブログ

転勤生活や育児で悩んだ人、おいでー!

転勤妻の孤立問題

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なかなか重いテーマですが、転勤族の妻の宿命ともいえる『孤立』

 

転勤族のお相手との結婚を考えている、今現在、転勤族との結婚によって離職したり、知らない土地で生活をすることになり孤立を感じている方に向けて書きたいと思います。

 

ちなみに、私は結婚を期に退職し、北海道を離れ、東京で働く夫のもとに行きました。結婚するまでは実家で暮らしてました。

慣れない土地だとしても、彼の仕事が多忙でも、家族になって一緒に生活できるー!とお花畑でしたが、新生活一週間ぐらいでメルヘンの住民だったことに気づきました。

 

目次

 

転勤族に嫁いでからの生活

圧倒的ぼっち

うちの夫は仕事でほとんど家にいませんでした。一緒に生活してる感はあまりなし。朝は早く、帰りは終電。食事は三食一人。

 

週一日の休みには疲労困憊で、寝だめしたり、無の心でスマホゲームをしたり。ゆっくり話すタイミングを見つけるのに苦労しました。

相手の勤務状況によっては、ほぼ一人で生活することになります。

 

平日は家事をして、スーパーで買い物したり、少し足を伸ばしていろんな店をぶらついたり、映画を観たりしてましたが、帰り道は心もとない気持ちで電車に揺られていたのを思い出します。

私の場合は、実家で生活していたのが大きく、余計に寂しさがしみました。

 

いつ転勤になるかわからない、妊娠もしたいと思っていたので、しばらくは働かないことにしていました。

 

ですが、人とあまり関わらないで、家事以外をしない生活をしていると、自分は何の役にたってるんだ?とか、社会から断絶した場所にいるようなネガティブな気持ちがわく日もありました。

 

生活上の不便は?

はじめての土地で生活することは、最初は不便を感じるかと思いますが、生活するなかで開拓されていくので、意外と大丈夫だと思います。

 

個人的には、病院探しが毎度難しい。病院の評判はネットではわかりずらいです。

地元住民の評判を聞けると、はずれを引きにくいですが、知り合いがいないし…という場合は、タクシーのおしゃべりなドライバーさんや、スーパーのおしゃべりなおばちゃんなどに「最近越してきて、わからないのでオススメありますか?」みたいに聞くのもよいかと思います。

 

育児は誰にも頼れない

これはもはや転勤妻に限った話ではないですが、近くに知り合いがいない&夫多忙という状況では、育児はワンオペ確定になります。

体調を崩そうが、一人で乗り越えなくてはなりません。

 

毎日の子供の世話、体調管理、しつけ、遊びなどを一人でやっていくのは、体力的、精神的にプレッシャーが強いです。

 

そこで、育児の担い手の選手層を厚くすることを強くおすすめします。

具体的には、ファミサポやベビーシッターサービスに登録したり、一時保育先を確保しておくなど、いざという時に”もたれかかれる”場所を作っておくのです。

ファミサポについてはこちら↓

www.omameikuji.work

 

ベビーシッターサービスについてはこちら

www.omameikuji.work

 

孤立対策に役立ったこと

手っ取り早く働く

いつ転勤になるかわからない、子供がいるから、と真面目に考えすぎなくてもいいです。未来のことは誰にもわかりません。

私も職場の迷惑になるかもと考えて働くのを控えていましたが、今は働きたいならちゃちゃっと働いちゃいなよ!と昔の自分に言いたい。

働くメリットは、速攻で職場というコミュニティに所属でき、人との交流が持てること。

また、感謝されたり、収入という目に見える報酬を得られることで、何かの役に立ててるという有益感や、ただ夫の稼ぎを消費するだけの存在ではなくなる、ちょっとした余裕が生まれます。無職だと、夫の稼ぎを消費するだけの気がして、遊びや服などを買うのも気が引けてしまいます。

ちなみに2年間老人ホームで働いてました↓

www.omameikuji.work

  

趣味のサークルに入る

これも手っ取り早くコミュニティに所属できる方法のひとつ。

これだと共通の趣味で盛り上がれる人との出会いが期待できます。

地域の広報、インターネットなどで習い事やサークルの情報を探してみるとよいと思います。

個人的なオススメとしては、単発のものやその都度メンバーが変わるものより、ある程度メンバーが決まってるものが仲間を作りやすいと思います。

 

一人を楽しむ

以前カウンセリングの先生に、慣れない土地で孤独を感じると相談したところ、「孤独というと暗い響きで辛くなってしまう。一人を受け入れて、一人でいることを楽しめたらいいよね」と言われました。

一人を楽しむというのが、その時の自分には抜け落ちてた発想でした。

私には友達も家族も近くにいない、とないものを数えても悲しみが増すだけ。

むしろ一人で思う存分使える時間があると考えると、私の場合はだいぶ見える景色が変わりました。

小さい子供がいるとなかなか難しいですが、私は一時保育などを利用して一人の時間を設け、自分の好きなことに没頭していました。お母さんの元気は育児には重要。

預けることに罪悪感を持たずに、一人の時間をもって楽しんでください。

 

環境や他人に期待(依存)しない

上記の「一人を楽しむ」を実践する中で、「環境や他人に依存しない楽しみを自分で作ろう」と気持ちが変わっていきました。

縁もゆかりもない土地に住んでるから、夫がそばにいてくれないから、と環境や他人に不満を言って、自分の満足する答えを出してもらおうとしているときは苦しかった。

人に自分の希望通りを求めると苦しい。相手だって迷惑だし。

自分で自分を楽しくする、自分で勝手に楽しむ、この考えだと楽になった。

そして、意外とこうなってからのほうが周りの人を大切に思えるようになりました。

みんなそれぞれの事情や価値観があるよねと。

 

数年、孤立を感じて生活していましたが、孤立ってすごく体に悪いのが実感。

人でもいいし、仕事でもいいし、アイドルでも趣味でもいいから、自分が楽しいと思えるものと楽しい時間を過ごせますように。