転勤妻ワンオペ育児ブログ

転勤生活や育児で悩んだ人、おいでー!

働き始めてからの変化

 去年の2月に働き始めてから起こった、生活、子供、自分の考え方の変化について書きたいと思います。

 

働き始めたきっかけはこちら↓

www.omameikuji.work

 

《目次》

 

生活の変化

①時間

 これまで時間的制約があまりない生活だったので、毎日出勤する生活というのは言わずもがな慌ただしい。子供がのんびり(ちんたら)準備して遅れると、本気でイラっとします。時計の絵を描いて、この時間になったらこれをする、と壁に張るなどしていますが、うまくいかない日もあります。

 終業後はお迎えの時間がかなりタイトで、コーナーを攻めまくって帰宅する感じです。信号が目の前で赤になると、思わず「○ァッック!」といってしまいます。(やめれ)

 帰宅後は、疲れはててるので比較的ゆっくり。ダラダラ系主婦なのでしゃきしゃき行動できません! 子供がテレビみながら休んでいる間に、ゆるりとご飯の準備をし、食事、風呂、寝る!

 

②家事

 家事の時間は平日はなかなか取れなくなりましたが、そこは土日にやればよしと割りきっています。洗濯は毎日発生するので、夜に洗濯し、部屋干ししてます。これ結構おすすめで、天気も花粉も関係ないし、朝には乾くので、そのまま着たりしてます。(畳んでしまうとかすらめんどくさい。)

 仕事後に買い物や調理をするのが私には負担が大きいので、惣菜やらインスタントをかなり利用してます。最近は、コープの宅配を利用し始めました(^.^)選ぶのが楽しいです。

 

③体調

 これは私だけかと思いますが、仕事の量、責任の重さから仕事の夢を見て「やばい!!!」と、心臓バクバクで飛び起きるということがしばらく続きました、というか今もあります。

 また、仕事が過酷で食事が喉を通らないこともあり、働き出してから6キロ近く痩せました。食べることが何より好きで、ストレスで太る代表選手の私が痩せるとは、自分でも驚き。健康的かといわれたら、多分違う。いや間違いなく違う。

 

子供の変化

 子供を長時間預けることに不安がありましたが、我が子に関してはこれは完全に取り越し苦労でした。息子は友達、先生、幼稚園での遊びが大好き。だから、預かり保育が大好きでのびのびと遊んできてくれます。預かり保育のなかで、鉄棒や縄跳び、ウノやトランプ、マンカラなども覚えてきて、めきめき上達しています。マンカラは息子に勝てません。最近はオセロも嗜むようでほんとにビックリです。

 私と二人きりだと生じなかった化学反応が、幼稚園の環境や先生、お友達との関係のなかで爆発的に起きています。転勤で変わった幼稚園が息子に合っていたのも、我が家には幸いでした。

 

自分の考え方の変化

 子供が小さいうちは、ずっとそばにいるのが良いお母さんだと、私は無意識のなかでずっと縛られていた気がします。なんでなんだろう。働いているお母さんを否定するわけでは決してないのに、預かり保育を使わずにずっと子供のそばにいるお母さんこそが最強に良いお母さんと思っていました。

 働かず子供とすごす時間が長かった頃は、その時間を楽しむよりも「何してすごそう」「子供の遊び相手って疲れるな」とネガティブな感情を持つこともしばしばあって、そんな自分は愛情や忍耐の足りないダメな母親だと自己否定をしまくっていました。家事と育児だけの生活にどうしても馴染めなくて、楽しそうに子育てをする他のお母さんと自分を比べて、落ち込むことばかり。

 だけど、自分が望むままに、思いきって働きはじめてみると、まず息子が預かり保育を生き生きと楽しんでいる姿に、ものすごく背中を押してもらえました。私とずっと二人きりでいるより、明らかによかったと思います。

 働き出したことで、家のこと、子供のことと物理的に距離ができて、自分にとっては最適なバランスができたと思います。子供のことに口出ししすぎたり、心配しすぎたり、それにぐったりして力尽きたりを繰り返してしまっていたので。自分以外の様々な人や環境に助けてもらいながらする子育てが、私のベストであると今は断言できます。

 そして、今は自分を否定しなくなりました。手抜きばかりだし、時間に余裕もない、丁寧のかけらもない生活ですけど(笑)、一生懸命仕事をして、ダッシュで息子を迎えにいってから、息子とのんびりとその日にあったことを話したり、息子の笑顔に癒されるときに、すごく幸せを感じます。私がんばってるなぁ、こんなかわいい息子がいて幸せだなぁと噛み締められるようになりました。子育てで自己肯定感って大事だとよく言われるけど、大人だって自己肯定感は大事だと思う。私は働き出してから、自己肯定感は上がっています。

 人それぞれのバランスや考えがあると思います。自分や家族にあったバランスで、楽しく過ごしていけるといいなぁと思います。

 

結論! 私は働いてよかった!

 時間的には忙しくなったし、平日の日中じゃなきゃ足せない用事(金融機関、役所関係等)は不便にはなった。でも、自分の生活の配分がこれまで子供9割、残り家事だったのが、仕事6割、子供3割、家事1割(1割もないかもしれない)になり、それが私には合っています。

 仕事は正直大変だし、この一年弱の間で辞めたいと思ったことは何回かあります。結構なハードワークなので・・・ といいつつ、仕事が好きなんだと思います。勉強しながら、成長していけることが楽しいです。

 あと、これが大きいなと思うのは職場が育児に理解があったこと。面接の際にダメもとで時短勤務の希望を伝えました。そこを汲んでもらって、今の会社で働けることになりましたが、その後もいろいろな面で職場に助けられています。具体的には子供の体調不良やイベントで休みがとりやすいこと。上司も「仕事よりも子供が大事。そっちを第一優先で。」と言ってくださり、すごく働きやすいです。選考の際に不利になるかもしれないですが、自分の譲れない条件などを正直に伝えることは、長く働くためにも、また実際に影響を与えてしまう会社にとっても大切なことなんだと実感しました。

 転勤族で親族、友人、知人、なんなら旦那も不在の環境下で生活や育児をしてきたため、仕事を通じて否が応でも社会や人と接点が持てることが私にはありがたい。働くってすごく勇気がいることだけど、思い切って飛び込んでみるのもアリな気がします。合わなかったり、きつかったら辞めればいいし!

 長くなりましたが、読んでいただいてありがとうございました。