家事はさっさと終わらせたいと思っている私のような主婦にとって、毎日のご飯づくりは大きなテーマです。
↓以前、「おひたし」について熱く書きました
余裕がないときは総菜を買ったりして帳尻を合わせていましたが、これからは定期的に一汁一菜をとりいれて乗り切ることにしました。
≪目次≫
一汁一菜ってなに?
主食(ご飯など)、 汁物1つ、菜(おかず)1つの食事スタイル。
昔(江戸時代)の日本人の日常的な食事スタイルだったようです。
食事が豊かになり、食の欧米化もすすみ、栄養過多による問題(肥満や生活習慣病)が起こるようになってから、一汁一菜のよさが見直されています。
私は、料理研究家の土井善晴さんが紹介しているのを数年前にみてから興味を持っていました。
土井さんは一汁一菜について、記事の中でこう話しています。
ごはんを炊いて、具だくさんのみそ汁をつくる。これだったら料理の上手下手もないし、男女の違いもないし、一人からできる。10分もあれば食べ始められます。
ちょっと嬉しくなったのは
もちろん、野菜の泥を洗い、食べやすく切って、火を入れる。これは手間ではなく基本的な当たり前の調理。ここはていねいにする。でも、それ以上に手をかける必要がないのが一汁一菜です。
泥を洗って、切ることも調理!
シュフの皆さん、野菜を洗うことも立派な調理ですよ!!!
ごぼうとか洗うのも大変だもん。
我が家で一汁一菜導入に立ちふさがった壁は・・・夫!!
そう、夫の同意を得なくてはこのプロジェクトは難しい!!
うちの夫は、おかずが何品も食卓にのぼる素敵な家庭出身。
夕食はどんなに遅くても家で食べます。
結婚当初から、必ず肉か魚のメインを用意してほしいと言われていました。
(以前、厚揚げのチリソースという料理を作ったら、厚揚げはメインじゃないと不機嫌になられたことがあります・・・)
そんな夫なので、一汁一菜は納得しないだろうなあと導入を見送り続けていました。
が、
①夫は毎日夜10~11時に夕食を食べ、すぐ寝る
②夫婦ともに30代後半に突入(健康について本気出して考えてみなよの世代に突入)
③夫、血圧高い。私も年々上がり気味。
ということがあり、健康上の理由からも一汁一菜を導入してもいいんじゃないか?と感じるようになってきました。
夫に交渉してみた
交渉前に、ある日の夕食時このお味噌汁を作ってみました。
簡単だし、サバと野菜が入って、え、これ完全食じゃん。
夫も子供もサバが好きなので、初めてのサバ味噌汁に驚きつつ喜んでくれました。
この日は念のため、お肉のおかずも用意。
後日、夫に改まって直談判。
上記①~③を真剣に語り、一汁一菜の日を定期的に作らせてくれと。
サバのお味噌汁みたいに、たんぱく質を追加した食べ応えある汁物を作るから!と。
すると、
夫「確かに、自分は夕食を食べる時間が遅いから、おもたいものはあまり食べないほうがいいよね。食べた後寝るだけだし。たまにで、工夫したお味噌汁を出してくれるならいいよ」と。
っしゃー!
疲れた内臓を休めよう!といって、食事を楽にする日があってもいい
毎日のご飯づくりがプレッシャーになったり、負担になることが悲しきかなあります。
今は便利な調理家電が多いし、オイシックスなどを利用するのもありですよね。もちろん総菜も!
月曜断食に書いていましたが、現代人は内臓を酷使しているようです。
内臓を休めるという意味でも、たくさんのおかずを用意するのでなく、一汁一菜で軽くすませる日があってもいいかなと思います。
あと、お味噌汁だけじゃなくてミネストローネとかポトフとか、なんならシチュー、カレーもありですよね。
以前買ったこの本は、みそ汁のいろいろなレシピが乗っていて面白かったです。
さあ、今日は何を作ろうか・・・(遠い目)